自動飛行テストを行いました!

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今月DJIよりリリースされました、DJI GS Pro (Ground Station Pro)を用いて、本日初フライトを行いました。

これまでのDJI Ground Stationは大型機用でしたが、このソフトの登場によりInspire-1やPHANTOM-4等、小型機でのマップ上での座標入力で自律自動飛行が可能になります。
現在、飛行経路・飛行速度・飛行高度・機首方位・カメラ角度・シャッターON・動画の録画スタート、ストップ・離着陸の自動・手動等が希望地点ごとに入力可能となっております。

ただ、やはり打込み入力での飛行は細心の注意が必要! 当日は郊外の障害物の無い広く平坦な畑を使い、単純なコース取りですが3人の操縦者で現地の地表や障害物の状態を目視確認しながら、1ポイントづつ慎重に入力開始!
コース入力が終わると全員で各ポイントごとのタスク(命令)を再度確認。自動着陸も設定出来るのですが、初回は安全をみて手動に設定し、いざ初フライト!

毎回、新機種を入れる度に訪れる、初フライト時のこの緊張感。。緊急時の停止方法・手動切換え手順も再度確認の上、タスクスタートボタンを押すと、ゆっくりとスムーズに機体は上昇し上空のスタート高度で位置修正と機首方向を合わせ第一ポイントにスタート、指定速度と高度で第二・第三ポイントとスムーズに方向を変え、再び我々の前に高度を落として戻ってきてホバリング! 無事ミッション終了です。

2回目からは高度や速度・機首方向をポイントごとに設定し、自動着陸も問題無い事を確認。
その後、序々にタスクを増やして行き、カメラの自動撮影設定も一通りテストしました。

使っての感想としては、撮影機能(特に動画)に関してはまだ、諸処改良の余地がありますが、いづれバージョンアップで解決していくと思います。飛行機能に関しては、これだけの機能がIPad上で直感的に入力出来るという事に驚き、また飛行精度も今日見る限り、問題無い!といった印象です。
今後、建築物や地表の3Dマッピングの為のオーバーラップ率等を計算し3Dデータを自動生成してくれる機能等もバージョンアップで公開されるようですので、期待致したいと思います。

弊社では、このオートフライトシステムを今後もテスト・検証を重ねて、その活用の可能性を積極的に探って参りたいと考えております。