飛行可能な場所

離着陸場所
<中型・大型機の場合>地表面に突起した障害物が無い場合は2m×2m程度の安定した平らな面が有れば安全に離着陸できます。
通常、乗用車2台が駐車出来る場所が有れば離着陸可能だとお考え下さい。


電波障害と電波の到達距離
機体と送信機間はデジタル2.4GHz帯域で通信しておりますので、外部からの電波障害は受けにくくなっておりますが、まれに高圧電線、パラボラアンテナ等で障害を受ける事も予想されます。
通常離陸前に電波の確認をしておりますが、事前にそのような施設がある場合はお知らせ下さい。
操縦する電波は500m程度到達しますが、他の通信機器等に与える影響はありません。


飛行高度
ドローンの飛行高度、飛行距離は気象条件によって左右される面があります。1つの目安として、操縦者から150m程度とお考え頂ければ安全です。
これ以上の操作も可能ですが、航空法の規制等の問題がありますので、高度に関しては特にご注意下さい。
また、長い距離を撮影する場合には、操縦者の操作位置を順次変えながら(車での後ろからの並走操作)撮影するなどの方法を取れば良いかと思います。


風による飛行障害
風は目に見えないばかりでなく、山や建物、あるいは地表面の熱などの影響を受け、部分的に急激な上昇成分をもったり、急激な下降成分を持ったりして、ドローンの飛行の障害になる場合が多く見られます。
通常の撮影の場合、地上2mの位置で最大風速が10m/sを超えた場合を安全限界とし作業を中止する場合が有ります。
また、大きなビルの隣や、切り立った崖等の横で風の流れが予想以上に不安定な場合、別の角度から撮影するか中止するかの判断を現場でご相談させて頂く場合も有ります。


<出典協力:日本特殊空撮研究所>